福井県あわら市の初秋の風物詩「あわら北潟湖畔花火 観月の夕べ」(福井新聞社後援)は9月9日、同市の北潟湖畔サイクリングパークで開かれる。1尺玉など約3千発の花火や、ろうそくが湖畔を彩る。カヌー体験や音楽ライブなど多彩な催しでにぎわう。会場近くに駐車場を設けないため、実行委はシャトルバスの利用を呼び掛けている。
午後3時からカヌーや釣り(ともに有料)、スナッグゴルフ(無料)の体験、同4時から地元グルメ市、同5時から茶会(1人400円)が開かれる。同6時からは、福井県出身レゲエ歌手らによるライブや、約5300本のろうそくに明かりをともす「あわらあかりばやし」がある。同8時からは花火が約30分間打ち上げられ、夜空を彩る。
三国競艇場やえちぜん鉄道あわら湯のまち駅、あわら市役所、JR芦原温泉駅、本願寺吉崎別院前駐車場、塩屋海岸駐車場(石川県加賀市)と会場を結ぶシャトルバスを随時運行する。往復200円(小学生以上)。当日は午後4時~同10時、会場周辺の市道、農道を車両通行止めにする。荒天時は10日に順延する。
湖畔沿いの有料観覧席は、3、4人用の席(会場近くの駐車場券付き)で4千~6千円で販売している。JR芦原温泉駅とえちぜん鉄道あわら湯のまち駅にある「おしえる座ぁ」で、8日午後6時までに申し込む。問い合わせは、市観光商工課内の実行委=電話0776(73)8029。