三条、燕の両市が共同製作した広報紙。「燕三条 工場の祭典」を特集している

三条、燕の両市が共同製作した広報紙。「燕三条 工場の祭典」を特集している

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三条市・燕市 工場の祭典PRへ一丸 広報紙を共同で製作

新潟日報(2017年9月1日)

 10月5~8日に開催される工場見学イベント「燕三条 工場の祭典」をPRするため、三条、燕の両市が今年も広報紙を共同で製作した。9月1日発行の「広報さんじょう」と「広報つばめ」で、表紙を含めた9ページがほぼ共通の内容となっている。両市は「地元の人にイベントを知ってほしい」としている。

 広報紙の共同製作は4年目。三条市が燕市に持ち掛けて始まり、今年は4月から両市の担当者が打ち合わせを重ねてきた。工場の祭典が5年の節目となることから、これまでの振り返りや地元への周知に主眼を置いた。

 各広報紙では、「ものづくりに興味を持ってもらう」というイベントの目的や始まったきっかけ、過去の開催テーマを掲載。ほかにも、今回初参加の企業へのインタビューや、ものづくりの産地を集める新たな取り組み「産地の祭典」を紹介している。

 三条、燕で異なるのがピンクのストライプが印象的な表紙だ。職人の手と道具がテーマだが、それぞれの市の企業が協力しており、異なったビジュアルとなっている。各市で開催される関連イベントの紹介コーナーも異なる。

 三条市の担当者は「工場の祭典は浸透してきているが、市民には知らない人もいる。近くにいても普段は見られない工場を見学できる機会だ」とし、燕市の担当者は「一般の人も参加でき、地元に愛着が湧くイベントなので、興味を持ってもらいたい」と話している。

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