緑しきぶの出荷規格を確認する生産者ら=31日、福井県越前市のJA越前たけふ本店

緑しきぶの出荷規格を確認する生産者ら=31日、福井県越前市のJA越前たけふ本店

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キュウリ「緑しきぶ」作柄良し JA越前たけふブランド

福井新聞(2017年9月2日)

 JA越前たけふ(本店福井県越前市)が共同選果・販売する秋キュウリブランド「緑しきぶ」の目ぞろえ会が8月31日、越前市の同JA本店で開かれた。生産者ら20人が出荷の規格や流れを確認した。

 同市、鯖江市、南越前町の農家が栽培する「ときわ節成」「コレクト」の2品種を緑しきぶとして出荷している。光沢のある円筒形で、みずみずしい歯応えが特徴。

 目ぞろえ会は生産農家でつくる越前市武生地区園芸連絡協議会の秋キュウリ専門部会が開いた。生産者やJA、県、市の担当者が出席。山本久和部会長(76)=南越前町=らが緑しきぶを手に取って「秀」「優」「良」の規格や箱詰めの方法を確認した。

 今年は生産者が3人増え16人になり、天候の影響で量が少なかった昨年より約20トン多い72トンの出荷を見込んでいる。1日に出荷を始めた。11月下旬まで市場に出回る。

 山本部会長は「昨年は出荷量が少なくスーパーでの値段が高かったが、今年は作柄が良い。おいしいキュウリをたくさんお届けできそう」と話していた。

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