ガイド役の市職員(右)から農場を案内される参加者

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塩尻でワイナリー巡るバス運行開始

信濃毎日新聞(2017年9月3日)

 塩尻市は2日、市内のワイナリー(ワイン醸造所)を巡る無料シャトルバスの運行を始めた。県などが実施している大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン」に合わせ、9月の土、日曜日と祝日に運行。2日は県外からの旅行客約50人が利用し、ブドウ農場の見学やワインの試飲を楽しんだ。

 バスは市民交流センターえんぱーくを発着点に、JR塩尻駅東口を経由して農場やワイナリーを巡回。計10日間、1日に14便運行する。この日は市観光協会が認定する「塩尻市観光ワインガイド」が車内で同市の歴史や観光スポットを紹介し、塩尻ワインの楽しみ方を伝授。桔梗ケ原地区の林農園では市職員らがブドウの品種などを説明した。

 都内の会社員米窪紀子さん(50)は「農場で作り手の思いを感じることができた。バスなのでつい気軽に飲んで酔ってしまった」。バスの巡回先の一つ、井筒ワインの塚原嘉章社長(80)は「9月下旬からブドウが旬を迎える。取り組みを通じて信州旅行に訪れる人が増えることを期待している」と話していた。

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