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「モハ10形」17日に撮影会 上高地線ラッピング電車

信濃毎日新聞(2017年9月7日)

 県内で展開中の大型誘客事業「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」を盛り上げようと、アルピコ交通(松本市)は17日、6月に上高地線で「復活」させた「モハ10形」ラッピング電車=写真(アルピコ交通提供)=の撮影会を開く。車両の前後に取り付けた信州DCのヘッドマークを外した姿を初披露。撮影会の後、臨時快速列車として走る姿もお披露目する。

 モハ10形は、同社が松本市内で運行する上高地線(松本―新島々駅、14・4キロ)で1986年まで30年近く走っていた電車。オレンジとグレーのシンプルな塗装で、上高地線の顔として親しまれた。この塗装を模したラッピング電車は、同線で走る4編成のうち1編成(2両)で使用。「いつ走るのか」という鉄道ファンの問い合わせが多く、撮影会を企画したという。

 午前10時〜午後2時。会場は新村駅の車両所。入場料170円(上高地線の電車で来た人は無料)。かつて上高地線で活躍し、2005年に廃車となった電気機関車「ED30形1号機」も展示する。小雨決行。撮影会終了後の臨時快速列車は新村を発車し、新島々、松本、新島々の順に運行する予定。問い合わせは新島々駅(電話0263・92・2511)へ。

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