菓子大手のカルビーは7日、県産シロエビを使ったポテトチップス「白えび味」を18日から限定販売すると発表した。パッケージには北日本新聞のラッピング紙面に印刷された「富山もよう」のシロエビ図柄を使用。北陸3県や愛知、静岡などの7県で販売する。
47都道府県のそれぞれの特産品などを使った"ご当地"ポテトチップスを発売する同社の「ラブ ジャパン」企画で、富山の商品として「白えび味」を開発。乾燥させたシロエビの粉末をまぶして風味を引き立たせ、食べやすい食感に仕上げた。
1袋55グラム入りで、オープン価格は120円(税込み)を想定。18日からコンビニで販売し、10月2日からは食品スーパーやドラッグストアなどでも取り扱う。10月下旬までの販売を予定している。
パッケージの考案には、県総合デザインセンターが協力した。富山もようのシロエビ図柄は背景に使用され、裏面では富山もようのプロジェクトも紹介されている。
7日、県民会館でカルビーの小林徹也執行役員中日本事業本部長らが会見し、商品の特徴などを説明。「シロエビの風味を生かした商品で、パッケージも富山らしいデザインになった。47都道府県のポテトチップスの中で、販売量が上位になる可能性もある」と手応えを語った。
小林執行役員らは同日、県庁の石井隆一知事を訪問し、商品をPRした。