呉羽梨「豊水」の目ぞろい会が7日、富山市吉作のなのはな農協呉羽梨選果場で行われ、生産者約170人が収穫の目安となる色や大きさを確認した。8日から出荷し、早ければ9日から県内スーパーなどに並ぶ。
選果場によると、大きさは例年並みで、果汁が多くて甘く、程よい酸味のあるナシに仕上がっている。ただ、糖度は8月の長雨と日照不足により現時点ではやや低いことから、糖度が例年並みに上がってから収穫するよう、富山農林振興センターの職員らが指導した。出荷は18~20日に最盛期を迎え、月末まで続く。出荷量は例年並みの370トンを見込む。
主力品種「幸水」の選果は8日で終え、総出荷量は例年並みの約1200トンとなる。