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15日から「映画祭」 国内外の作品上映 リリックホール

新潟日報(2017年9月12日)

 国内外の映画を上映する「ながおか映画祭」が15日から3日間、長岡市千秋3の長岡リリックホールで開かれる。宗教差別などイスラム教社会での問題を描いたパキスタン映画「神に誓って」や、市在住の記録映画監督、小林茂さん(63)の「風の波紋」などが上映される。

 市内の愛好家らでつくる「コミュニティシネマ長岡」が毎年開いている。

 「神に誓って」は米中枢同時テロ以降に噴出した反イスラム感情などに翻弄(ほんろう)される人々の姿を描いた作品。国内で上映されるのは珍しく、15、17日に上演する。「風の波紋」は、十日町市などを舞台に移住者が地元住民と協力して生きる姿を描いたドキュメンタリーで15、16日に上演される。

 16日には、小林さんがカメラマンを務め、ことし完成25周年となった、新潟水俣病患者の生活を追った記録映画「阿賀に生きる」を上映。小林さんと映画製作を手掛ける予定の小田香監督が来場し、ボスニア・ヘルツェゴビナの炭鉱で働く人々を捉えた新作「鉱(あらがね)」も公開する。

 前売りは1回券千円(当日は200円増し)、3日間フリー券3500円。中学生以下は無料。

 問い合わせは事務局、0258(37)3512。

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