第67回城端むぎや祭が16日、南砺市城端地域中心部で開幕した。「越中の小京都」と呼ばれるまちは哀愁を帯びた音色に包まれ、多くの観光客がしっとりとした風情を楽しんだ。17日まで。
特設ステージで演舞を見せる「むぎや踊り競演会」は、城端別院善徳寺と城端伝統芸能会館じょうはな座を舞台に、地元住民らがりんとした舞を披露。市城端庁舎駐車場や西町商店街などでは、五箇山民謡をアレンジした曲にのせ、県内外のグループが踊る「じゃんとこいむぎや」が繰り広げられている。
中心部の4カ所には「街並み踊り会場」も設け、趣ある街角で演舞が披露されている。
17日は午後2時半から競演会や街並み踊りが始まる。同8時半からは観客も参加する総踊りで締めくくる。
同祭協賛会主催、北日本新聞社共催。