祭会場に並んだリアルかかし=中田中央公園

祭会場に並んだリアルかかし=中田中央公園

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氷見から16体初参加 中田かかし祭り

北日本新聞(2017年9月21日)

 23、24日に高岡市中田地区で開かれる「第34回中田かかし祭」に、氷見市薮田の「かかしロード」に飾られてきた"リアルかかし"が初めて参加する。20日、中心となって作った西田邦彦さん(74)と祭実行委員会のメンバーが搬入・設置作業を行い、16体を会場に並べた。

 西田さんは近所の住民と一緒に、冬の農閑期を利用してかかしを制作。今年4~5月にかけて自宅前の道などに展示し、「かかしロード」として人気を集めた。

 作品は木材や緩衝材でできている。古着を着せたり、テニスラケットなどの道具を持たせたりして、今にも動き出しそうな雰囲気を演出した。

 今回はプロテニスの錦織圭選手や、映画「男はつらいよ」の主人公「寅さん」を模したかかしなどを出品した。将棋で対戦する人や、テレビ局のカメラマンをイメージした作品もある。西田さんは「制作メンバーそれぞれが心を込めて作った。歴史ある祭に参加できてうれしい」と話した。

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