10年ぶりに修理されることになった高岡大仏=高岡市大手町

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高岡大仏10年ぶり修理

北日本新聞(2017年9月21日)

 高岡大仏(高岡市大手町)の修理が10月、2007年の「平成の大修理」以来10年ぶりに行われる。ひび割れや雨漏りがあるため、高岡大仏奉賛会(川村人志会長)が市の補助を受けて実施。深緑色の塗装も施し、美しい姿になる。

 現在の高岡大仏は3代目で1933年に建立された。市指定文化財で高さは地上約16メートル、重さは約65トンある。奉賛会によると、左肩と背中の一部に亀裂があり、内部で雨水が漏れている。工事ではひび割れを直し、雨漏りと台座の防水の対策をして塗装も行う。工期は約1カ月半を見込み、事業費は約450万円。

 市が半額を補助し、奉賛会の積立金のほか、23日の「高岡大仏まつり」に協賛する個人・企業の寄付金を充てる。関久幸副会長は10年に1回は補修が必要になるとし「早めに修理し、美しい姿を守っていきたい」と話した。

 同まつりでは「お身ぬぐい」が午前10時からあり、白装束姿の関係者が大仏の1年間の汚れを落とす。

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