蔵開きで、搾りたての生原酒を求めて列を作る人たち

蔵開きで、搾りたての生原酒を求めて列を作る人たち

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屋台巡り 味わう生原酒 須坂で「蔵開き」

信濃毎日新聞(2017年9月24日)

 須坂市の「遠藤酒造場」の酒蔵を主会場に、地酒や物産品を販売する催し「第6回秋も須坂で蔵開き」は23日、2日間の日程で始まった。限定の搾りたて生原酒などを目当てに県内外から大勢の人が来場。焼き鳥やイカ焼きの屋台が並ぶ中、ほろ酔い加減でそぞろ歩いた。

 生原酒はもろみを袋づりして搾った日本酒。客は滴り落ちた酒を升についでもらい、おいしそうに飲み干した。利き酒のほか、日本酒のカクテルや、竹の筒に入れた「かっぽ酒」が楽しめるコーナーも。地元の自営業水橋拓也さん(28)は「陽気な雰囲気が心地いい」と満足げだった。

 地元企業などでつくる実行委員会主催。実行委員長で遠藤酒造場社長の遠藤秀三郎さん(56)は「けん玉など子どもが楽しめる催しも用意し、家族で満喫できるイベントに成長してきた」と話した。24日は午前9時半〜午後4時。

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