金沢市の農産物ブランド「金沢そだち」に認定されている秋冬(しゅうとう)ダイコンの出荷は28日、同市下安原町のJA金沢市砂丘地集出荷場で始まり、初日は生産農家17軒が収穫した約42トンが県内や関西方面に出荷された。県内では29日に同市中央卸売市場で競りに掛けられ、同日午後には店頭に並ぶ。
JA金沢市によると、同市は県内最大の秋冬ダイコンの産地で、11月初旬までに約3800トンの出荷を見込む。同JA大根部会の西村和憲部会長(43)=下安原町=は「今年はいつも以上にきれいで良い出来になった。さまざまな食べ方で楽しんでほしい」と話した。