試食会で高岡流お好み焼きととまるを味わう関係者=だんまや水産金沢駅前店

試食会で高岡流お好み焼きととまるを味わう関係者=だんまや水産金沢駅前店

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大手居酒屋で「ととまる」 高岡ご当地グルメ

北日本新聞(2017年10月4日)

 全国居酒屋チェーン「養老乃瀧グループ」のメニューに、高岡発のB級グルメ「高岡流お好み焼きととまる」が採用され、今月から金沢市内にある2店舗で提供が始まった。大手チェーンでのメニュー化は初めてで、高岡の知名度アップに役立ちそうだ。

 「ととまる」は、県内の若手経営者でつくる飲食店経営サポートとやま(略称・飲サポ、鎌谷隆一会長)が2011年に考案。魚介類のすり身と昆布を必ず使うのが特徴で、すり身と具材を混ぜて焼き、ソースなどをかけて味わう。

 養老乃瀧グループは「養老乃瀧」「だんまや水産」などの店名で全国展開する。今回のメニュー化は、高岡市出身のシンガー・ソングライターの島香織さんが同グループの応援ソングを制作したことをきっかけに実現した。ご当地グルメのととまるを紹介したところ、店側が興味を持った。

 提供するのは「だんまや水産」の金沢駅前店と金沢ポルテ店。関西圏で人気の高いハモのすり身を使い、ふわふわとした食感に仕上げている。

 9月に金沢駅前店で試食会があり、店の関係者や飲サポメンバーが参加した。鎌谷会長は「メニューに高岡流の文字が入る。食をきっかけに高岡の知名度をアップさせたい」と話す。

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