６日の石川県内は気圧の谷の影響で雨が降り、最高気温は白山市河内、加賀市菅谷が１８・６度で１０月下旬並みとなった。金沢市の奥卯辰山健民公園では、ジュウガツザクラが淡いピンク色の花を咲かせ、訪れた人が秋の深まりを感じ取った。
　開山１３００年を迎えた白山の室堂（標高２４５０メートル）では、今季初の降雪が確認された。白山室堂ビジターセンターを運営する白山観光協会によると、降雪時の気温は３・８度だった。今年の初雪は平年並みで、昨年より６日早かった。同センターは１５日の宿泊で今季の営業を終了する。
　金沢地方気象台によると、７日の県内は上空に寒気が入り込んで大気の状態が不安定となり、曇りや雨となる見込み。