多くの観衆の前で引き回されるたてもん=2015年1月、東京ドーム

多くの観衆の前で引き回されるたてもん=2015年1月、東京ドーム

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東京ドームでたてもん 来年1月、全国の祭り集結

北日本新聞(2017年10月11日)

 来年1月12~21日に東京ドームで開かれる全国の食や祭りが集結するイベント「ふるさと祭り東京2018」に魚津市の「たてもん祭り」が参加し、会場で高さ16メートルのたてもんを引き回す。たてもん派遣実行委員会の第1回会合が10日、同市役所で開かれた。

 たてもん祭りは毎年8月に諏訪神社で行われる伝統行事。昨年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を受けた。

 ふるさと祭りへの参加は2015年以来2回目。1月15~17日に1日2回、諏訪町1区のたてもんを引き回す。この3日間は会場の一角にたてもん1基を常設する。来場客に宣伝パンフレットを配布するほか、たてもんと同時にユネスコの登録を受けた南砺市の城端曳山(ひきやま)祭、高岡市の高岡御車山(みくるまやま)祭のPRもある。

 実行委には魚津市やたてもん保存会、観光協会などの関係者約20人が集まった。会長の村椿晃市長は「魚津が誇るたてもんの魅力を全国に発信したい」と話した。

 ことしで10回目のふるさと祭りは同ドームなどでつくる実行委が主催。全国の祭りや踊りのステージ、ご当地グルメの販売といった多彩な企画がある。

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