14日に開催される大相撲金沢場所(北國新聞社主催、日本相撲協会共催)に向け、土俵づくりが12日、会場となる金沢市総合体育館で始まり、呼び出し3人が土俵に使う俵を仕上げ、熱闘に期待を込めた。
3人は、筒状に巻いた稲わらに能登島で採れた土を詰め、ビール瓶でたたいて形を整え、計24本の俵を仕上げた。床下を補強した土俵は13日に完成する。
金沢場所では、輝(七尾市出身、高田川部屋、金沢市西南部中OB)ら郷土力士が勇姿を披露し、白鵬、日馬富士、稀勢の里、鶴竜の4横綱ら人気力士が熱のこもった取組を繰り広げる。当日は午前8時に開場し、公開稽古、握手会、抽選会などが行われる。
14日は、JR金沢駅兼六園口と会場最寄りの泉丘高前を往復する北陸鉄道の路線バスが増便される。