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ワイン列車、好評につき拡大 長電が27日から11回

信濃毎日新聞(2017年10月14日)

 長野電鉄(長野市)は27日から12月下旬まで、沿線のワイナリーで醸造されたワインを特急列車に乗りながら味わう「ながでんワイントレイン」を運行する。3年目の今季は好評だった過去2年を踏まえ、昨季まで7、8回だった本数を11回に増やす。「地産地消の応援」を掲げ、県内産ブドウを使用したワインと地元食材の料理を提供する。

 10月27日を皮切りに、11、12月にも5回ずつ、いずれも先頭と最後尾の展望席が特徴の特急車両「ゆけむり」で運行する。長野駅を午後6時33分に出発して権堂、須坂の各駅に停車しながら、車内で北信地方4ワイナリーのワインと料理を提供する。午後7時すぎに小布施駅に到着。約40分間停車して折り返し、長野駅に午後8時21分に戻る。

 各回定員120人で、運賃と飲食代を合わせて大人4500円、小学生以上の未成年が2250円。停車中の小布施駅では地元レストランの料理と、手作りチーズの出張販売もある。

 昨季のワイントレインは8回で計601人が利用した。長野電鉄運輸課は「北信のワイナリーの評価は高い。飲み比べや地元食材を楽しんでほしい」としている。

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