色とりどりの化粧まわしが並んだ幕内土俵入り=金沢市総合体育館

色とりどりの化粧まわしが並んだ幕内土俵入り=金沢市総合体育館

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4横綱そろい熱気 大相撲金沢場所、4100人沸く

北國新聞(2017年10月15日)

 大相撲金沢場所(北國新聞社主催、日本相撲協会共催)は14日、金沢市総合体育館で行われ、観衆約4100人が人気力士の迫力ある取組に沸き返った。秋巡業で初めてそろい踏みした白鵬、日馬富士、稀勢の里、鶴竜の4横綱や七尾市出身の輝(高田川部屋、金沢市西南部中OB)らの勇姿に、開場から結びの一番まで熱気に包まれた。
 5年連続の開催となった金沢場所には、4横綱や大関豪栄道、平幕大翔丸(大阪市出身、追手風部屋)と平幕豊山(新潟市出身、時津風部屋)の金沢学院高OB勢、秋場所で三段目優勝を果たした金沢学院大OBの炎鵬(金沢市出身、宮城野部屋)ら力士約110人が登場した。
 午前8時の開場からファンが詰め掛け、握手会や力士が児童生徒約40人を相手にした稽古を楽しんだ。稽古には金沢市、津幡、能登町の少年相撲教室と同市鳴和中相撲部が参加した。
 ファンはお目当ての力士にサイン、写真撮影を求め、力士と触れ合える巡業ならではのだいご味を味わった。
 取組では、輝が特別に組まれた「番外」で石浦、本割で貴景勝の平幕力士とそれぞれ対戦し、2番とも勝ち星を挙げると、観客からひときわ歓声が上がった。
 取組の合間には、相撲甚句や禁じ手を面白おかしく紹介する初切(しょっきり)、横綱稀勢の里の綱締めが披露された。

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