コンパラを使ったソフトクリーム(右)とバニラとのミックスソフトクリーム

コンパラを使ったソフトクリーム(右)とバニラとのミックスソフトクリーム

長野県 上田・小諸 スイーツ

爽やか酸味、特産コンパラ 青木でソフトクリーム好評

信濃毎日新聞(2017年10月17日)

 小県郡青木村特産のコンパラ(ナツハゼ)を気軽に味わってもらおうと、村内の「道の駅あおき」にある食堂「味処(あじどころ)こまゆみ」が期間限定で販売しているコンパラの実を使ったソフトクリームが好評だ。20日までの販売予定を11月末まで延長。このところ急に冷え込んできたが、担当者は「暖かな食堂ならまだまだ楽しめます」とPRしている。

 ナツハゼはツツジ科の落葉低木で、濃い紫色の実は酸味の強さが特徴。村では木、実ともにコンパラの名で親しまれている。村内の男性が20年余り前に栽培に成功して以降、村が量産に向けて取り組んできた。実を加工したジャムは道の駅の定番商品だ。

 ソフトクリームはコンパラのみとバニラとのミックスの2種類で、爽やかな酸味を生かしたさっぱりとした味が持ち味。村内で育てたコンパラソースを50%の割合で混ぜ込んだ。8月の発売から約2千個を売り上げており、村建設農林課の片田幸男課長は「栽培が難しい希少な実をソフトクリームで楽しんでもらい、村のPRにもつなげたい」と話している。

 1個350円。こまゆみの営業は午前11時〜午後2時半。21〜27日休業。11月1日から隣の新店舗で販売する。

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