入善町は移住希望者を対象にした「秋の味覚を収穫!農家暮らし体験ツアー」を11月11~13日に行い、農作業や民泊を通してありのままの入善に触れてもらう。移住定住情報サイトには町内全10地区を紹介するページを新設し、移住先としての魅力発信に力を入れている。
ツアーは入善町が最重要課題に掲げる「ストップ人口減少」に向けた事業の一環で、7月に続き2回目。前回は県外からの参加者5人に、町特産・入善ジャンボ西瓜(すいか)の収穫や梱包(こんぽう)に取り組んでもらった。
今回は2泊3日の日程で町内の農家2軒が受け入れ、秋の味覚としてサトイモ収穫などのプログラムを用意する。対象は18歳以上に限り定員5人。参加費3千円。締め切りは31日。問い合わせは町住まい・まちづくり課内の入善UIサポートセンター、電話0765(72)3841。
情報サイトの地区紹介ページは移住定住アドバイザーによるコーナーとして設けた。昨年委嘱された12人は住民主体のまちづくりを行う県外自治体の視察を実施。その経験も踏まえ、立地や交通網、世帯数といった概要の他、季節ごとの小規模な行事など暮らしに密着した項目を掲載している。