「日本料理古俣」の柿を使った料理

「日本料理古俣」の柿を使った料理

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越王おけさ柿味わい多彩 西蒲区巻の22店 29日まで

新潟日報(2017年10月23日)

 地域の特産品「越王(こしわ)おけさ柿」を広く知ってもらおうと、新潟市西蒲区の巻商工会がキャンペーン「柿乃宵」を29日まで展開している。巻地区の飲食店22カ所が参加し、越王おけさ柿を使ったオリジナルメニューを販売し、地元の食材の魅力を発信する。

 JA越後中央によると、越王おけさ柿は巻地区の角田山麓を中心に栽培され、年間約2200トンを出荷している。

 柿乃宵は昨年に続き2回目。参加店舗は越王おけさ柿を使ったメニューを販売し、柿のマークの付いた旗をかけてPRする。

 巻甲の「日本料理古俣」では、越王おけさ柿を使った白あえ、みぞれあえ、秋鮭(さけ)の南蛮漬け、デザートの4品を考案した。西蒲区産のイチジクや食用菊とも組み合わせた。コース料理に組み込んで提供する。

 料理長の田代大輔さん(35)は「地域の食材で季節感を味わってもらいたい」と話している。

 松山でコーヒーとジェラートを販売する「タイボウ」は今年が初参加。越王おけさ柿のシャーベットを提供する。完熟した柿を使用し、爽やかな甘さに仕上げた。

 経営する堀内敬祐さん(29)と片岡育郎さん(26)兄弟の実家は、西蒲区で越王おけさ柿を栽培する農家で「いろんな食べ方ができることを広く知ってもらいたい」と話す。北区から訪れた学校職員の男性(29)は「柿の香りが豊か。滑らかでおいしい」と話した。

 問い合わせは巻商工会、0256(72)2026。

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