紫外線を当てると黄緑色に光るペチュニアの展示が24日、富山市婦中町上轡田の県中央植物園で始まった。富山湾で採取したプランクトンの蛍光タンパク遺伝子を組み込んだもので、国立科学博物館に次いで2番目の公開となる。11月5日まで。
光るペチュニアは、NECソリューションイノベータと千葉大学環境健康フィールド科学センター、奈良先端科学技術大学院大学が開発。海洋深層水から見つかったプランクトンが持つ遺伝子を、遺伝子組み換え技術でペチュニアに取り入れ、発光するようにした。
一般的な白いペチュニアと共に暗室内に展示し、違いが比較できるようになっている。来園者は光る様子を不思議そうに見つめていた。