特急「いなほ」の新デザイン。海をイメージした瑠璃色に塗り替えられた(JR東日本新潟支社提供)

特急「いなほ」の新デザイン。海をイメージした瑠璃色に塗り替えられた(JR東日本新潟支社提供)

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瑠璃色「いなほ」10月27日初列車 12月ハマナス色も

新潟日報(2017年10月26日)

 JR東日本は、新潟から酒田(山形県)を経由し、秋田まで結ぶ羽越線の特急「いなほ」のE653系車両1編成に、海の色をイメージしたデザインを導入した。27日に初運行する。

 2019年10~12月に新潟県と山形県庄内地域で展開するJRの大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」を見据え、利用促進を狙った。

 新しい外観は沿線の海と海に映る空、青々とした山並みを日本の伝統色瑠璃(るり)色で表現した。

 初列車は今月27日午前10時58分新潟発酒田行きのいなほ3号。上りは折り返し午後6時1分新潟着の12号。デビューを記念し、上下の初列車の村上-府屋間で、オリジナルポストカードを配る。

 12月中旬には沿線の海岸線に自生する植物「ハマナス」色の新たなデザインの車両を投入する予定。日本海に沈む夕日をモチーフにした従来の車両も、引き続き運行する。

 JR東新潟支社は「装いを新たにした特急いなほで、羽越エリアに足を運んでほしい」としている。

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