第3回金沢マラソンは29日、現代と伝統が共存する金沢の魅力を体感できるコースで開催される。28日は金沢市の金沢東急ホテルで前夜祭が開かれ、組織委員会の関係者や協賛社、姉妹都市の代表団ら約230人が大会の成功と発展を願った。
大会アドバイザーであるメキシコ五輪マラソン銀メダリストの君原健二さん、旭化成陸上部総監督の宗猛さん、特別ゲストのアテネ五輪女子マラソン金メダリスト野口みずきさんが大会の盛り上がりに期待を寄せた。
大会アンバサダー(広報大使)を務める歌手の山本あきさん(白山市出身)、女優の田中美里さん(金沢市出身)、浜辺美波さん(石川県出身)らがランナーと沿道の後押しを誓った。ゲストペースランナー10人が紹介された。
金沢マラソン組織委員会長の山野之義金沢市長、名誉会長の谷本正憲知事、顧問の飛田秀一北國新聞社会長があいさつし、特別協賛である旭化成の小堀秀毅社長(金沢市出身)の発声で乾杯した。
金沢マラソンは県、金沢市、北國新聞社などで構成する組織委員会が主催する。ランナーは29日午前8時50分に広坂通りをスタートし、ゴールの県西部緑地公園陸上競技場を目指す。1万5584人が参加を予定する。