雨が降る中、諏訪神社の境内に入る稚児行列

雨が降る中、諏訪神社の境内に入る稚児行列

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神楽や舞 優雅に 魚津諏訪神社で奉告祭・学神祭

北日本新聞(2017年10月30日)

 毎年8月に「たてもん祭り」が行われる魚津市諏訪町の諏訪神社(武田邦浩宮司)で29日、たてもん行事の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録の奉告祭と、武田将輝禰宜(ねぎ)の就任式に当たる学神祭が開かれた。稚児行列や神楽、舞楽などが繰り広げられ、氏子や地域住民らが祝った。

 午前は稚児行列が行われ、地元をはじめ同神社にゆかりのある子ども約70人と保護者らが参加。雨が降る中、華やかな衣装に身を包んだ子どもたちは保護者に手を引かれて、同町のたてもん伝承館を出発。鬼江橋などを経て、同神社に到着すると参拝した。

 午後からは同神社で学神祭と奉告祭が厳かに催された。引き続き、奉納行事があり、村木小6年の海苔葵さんと岸本姫歌さんが神楽「豊栄舞(とよさかのまい)」、武田宮司の長女・睦美さんと次女・悠希さんが「浦安の舞」を優雅に舞った。武田宮司が舞楽「蘭陵王(らんりょうおう)」を披露した。県神社庁雅楽部が演奏し、同部に所属する武田禰宜は笙(しょう)を奏でた。

 夕方からは同市駅前新町のスカイホテル魚津アネックスで祝賀会が行われた。

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