長野市の善光寺が、参拝者に会員制交流サイト(SNS)で発信してもらおうと、境内の授与品所近くに3種類の写真撮影用パネルを置いている。今年夏から同寺事務局の職員が手作りした。
1番人気は、ハート形の穴の周りにハトや牛の絵を配して「牛に引かれて善光寺参り」と書かれた一枚=写真。山門に掲げられている「鳩(はと)字の額」の額縁部分をかたどったパネルもある。
最近は七五三参りでパネルを利用する家族連れが多く、穴から笑顔をのぞかせる子どもたちの姿も。同寺事務局の筒井秀寛・授与品部長は「きっと年賀状にぴったりの写真が撮れますよ」とPR。