寺泊産のサケを使った創作料理=長岡市寺泊坂井町の寺泊町商工会

寺泊産のサケを使った創作料理=長岡市寺泊坂井町の寺泊町商工会

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創作サケ料理召し上がれ 8飲食店が提供 寺泊

新潟日報(2017年11月1日)

 長岡市寺泊地域で水揚げされるサケをPRしようと、地元の飲食店などがサケの創作料理を提供するキャンペーンを1日から始める。2年目のことしは「サーモンクッキー」や「鮭のとろとろ焼き」など10品を、8店で味わうことができる。関係者は「サケが寺泊観光の起爆剤の一つになれば」と期待している。

 寺泊の定置網で水揚げされるサケは年間50トンほど。旬の魚を使って寺泊の魅力をアピールしようと、寺泊町商工会観光部会が2014年から検討を進め、16年から地元の飲食店などで期間限定で提供してきた。

 10月25日に寺泊坂井町の商工会であった試食会で、趣向を凝らしたメニューがお披露目された。ほぐしたサケの身を生地に練り込んだ「サーモンクッキー」や、アボカドとサケの絶妙な組み合わせの「鮭のとろとろ焼き」のほか、「鮭の柚子南蛮丼ランチ」「ちゃんちゃ焼コロッケ」「鮭の中華蒸しキノコあんかけ」といった品々が並んだ。

 「鮭親子釜飯」を提供する旅館「住吉屋」の板長、伊佐治裕幸さん(60)は「炊きたてのご飯を、イクラとサケとともに味わってほしい」と話す。

 キャンペーンのPRを担うNPO法人「Team長岡」に所属する長岡造形大の学生が、参加店ののぼりやパンフレットをデザインした。

 商工会の長谷川正彦・観光部会長(63)は「『寺泊のサケ』と広くアピールしていくには、継続させることが重要。今後はサケのほか、地元の四季折々の食材を使ったメニューの開発も検討したい」とした。

 キャンペーンは来年1月末まで。店によって販売期間が異なる。

 問い合わせは同部会、0258(75)2474。

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