県内スキー場のトップを切って、北佐久郡軽井沢町の軽井沢プリンスホテルスキー場が3日、今季の営業を始めた。周囲の紅葉が彩りを添えるゲレンデで、来場者が思い思いに初滑りを楽しんだ。
10月9日から人工造雪機8基を稼働させ、全長約400メートル、幅約15メートル、厚さ約50センチの2コースを整備した。12月下旬には全10コースが滑走可能になる予定。来年4月1日まで営業する。
この日は式典があり、県のPRキャラクター「アルクマ」などがデモ滑走を披露。来場者らがカウントダウンし、「オープン」の掛け声に合わせて、待ちわびた人たちがリフトに乗り込んだ。
冬の観光誘客に取り組む官民組織「『スノーリゾート信州』プロモーション委員会」もデモンストレーターによるトークショーなどを開き、シーズン幕開けを祝った。