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氷見市内の万葉歌碑巡る

北日本新聞(2017年11月6日)

 大伴家持の生誕1300年を記念し、氷見市内にある万葉歌碑や万葉集にちなんだ石碑を巡るバスツアーが5日行われ、市民を中心とした21人が家持と氷見の深い関わりを学んだ。

 氷見市教育委員会が企画し、20代の学生から80代まで幅広い歴史ファンが参加した。

 家持はかつて「布勢水海(ふせのみずうみ)」と呼ばれた一帯に舟遊びに訪れ、多くの和歌を詠んでいる。市内にはそれらの歌碑や万葉集に関連した石碑が22基あり、この日はそのうち18基を実際に訪れ、残りは写真を見ながら学んだ。

 布勢水海の名残をとどめているといわれる十二町潟水郷公園から出発し、布勢の丸山や藤波神社などを訪れた。旧有磯高校から移設した歌碑が3基ある氷見高校の万葉植物園では、市教委の担当者が歌の意味や詠まれた時期の家持の境遇などを説明した。参加者は当時に思いをはせながら聞き入った。

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