石川県内の各漁港には6日、加能ガニやコウバコガニを積んだ漁船が次々と帰港した。初競りの高値は加能ガニ(4匹)が例年よりやや安い6万6千円、コウバコガニ(20匹)が例年並みの2万4千円だった。初物は7日午前に店頭に並ぶ。
県漁協かなざわ総合市場によると、しけのため早めに漁を切り上げる船もいたが、初日の取扱量は加能ガニが2230箱、コウバコガニが4200箱で、例年並みとなった。
金沢港では出漁した23隻が午後1時ごろから帰港し始め、漁師がカニのいっぱい詰まった箱を積み上げた。かなざわ総合市場には小木や珠洲、西海などの漁港からカニが運び込まれた。橋立の8隻、富来の5隻などでも水揚げされた。