砺波市は6日、来春のとなみチューリップフェアのメイン会場、砺波チューリップ公園(砺波市花園町)の大花壇のデザインを発表した。チューリップの花束をイメージし、来場者に「砺波の春」をプレゼントする。
大花壇は2600平方メートルに17品種21万本のチューリップが咲き、花の地上絵を作るフェアの顔。デザインはポスターと同じく花束をテーマにし、中央に配置する代表的な県産品種「黄小町」のほか、赤やピンク、白色などのチューリップ計5本を大きく浮かび上がらせる。
わせ、なかてを3割、おくてを7割植え、会期を通してきれいな花を楽しんでもらう。開幕時は大花壇の3割、会場全体の4割が開花する見込み。
6日は公園内の球根の植え込みが始まり、県花卉(かき)球根農業協同組合のメンバー15人が作業した。8日ごろまでに完了する。
フェアは来年4月20日~5月5日。県産や国産球根にこだわった約300品種300万本を会場に用意し、人気の「花の大谷」は新たに滝を設ける。北日本新聞社後援。