初日からにぎわった「芸展」前期展=11日、新潟市中央区の県民会館

初日からにぎわった「芸展」前期展=11日、新潟市中央区の県民会館

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感性多彩目に楽し 新潟で芸展開幕

新潟日報(2017年11月13日)

 「第46回県芸術美術展(芸展)」(県美術家連盟、新潟日報社主催)の前期展が11日、新潟市中央区の県民会館、市民芸術文化会館の両会場で始まった。美術愛好家らが訪れ、優れた作品の数々に目を細めた。

 全5部門の一般公募に713点の応募があり、494点が入賞・入選した。前期展は日本画と工芸、書道の3部門の入賞・入選作と、連盟の会員作品など計567点を展示している。

 書道と工芸の会場となった県民会館には、漢詩や和歌を巧みな筆遣いで表現した書や、和紙を画面に貼り付けて海辺の風景を浮かび上がらせた工芸作品などが並んだ。新潟市南区の無職男性(73)は「バラエティーに富み、洗練された作品ぞろいで見ていて面白い」と話した。

 日本画の会場は市民芸術文化会館(13日休み)。前期展は17日まで。

 後期展は洋画と彫刻の2部門で19~26日、県民会館で開かれる。

 入場料は前後期、各会場共通で500円、大学生以下無料。

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