菜の花をイメージした色のサントラム4号=富山駅

菜の花をイメージした色のサントラム4号=富山駅

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サントラム4号始動 富山地鉄の路面電車

北日本新聞(2017年11月14日)

 富山地方鉄道は13日、車椅子のまま乗り降りできる低床車両「サントラム」を1編成新たに追加した。富山市大町の南富山車両基地で関係者らが出発式を行い、試運転で乗り心地をチェック。午後4時24分の南富山駅前発富山駅前行きから運行を始めた。

 車体は全長16メートルで、白色をベースにオレンジ色を基調とし、菜の花をイメージした黄色のラインを入れた。南富山駅では早速、鉄道ファンらが真新しい車体を写真に収めていた。これで同社が所有するサントラムは4編成になった。

 新車両導入の費用は約2億6千万円で、県と富山市がそれぞれ6分の1に当たる約4千万円ずつ補助した。同社鉄軌道部営業課は「今後もバリアフリー化と利便性向上を進めていく。生活の足としてぜひ使ってほしい」と話している。

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