酒蔵の朱印が押された専用シールを貼った御酒飲帳

酒蔵の朱印が押された専用シールを貼った御酒飲帳

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佐久の地酒「御酒飲ラリー」 シール入手で景品交換

信濃毎日新聞(2017年11月16日)

 佐久地方13酒蔵の日本酒やクラフトビールを飲むと景品がもらえる「御酒飲(ごしゅいん)ラリー」が、佐久市内の飲食店で開かれている。地元産の日本酒やビールを味わう機会をつくり、市内飲食店の利用にもつなげよう―との企画で2年目の取り組み。昨年の対象は日本酒のみだったが、今年は市内にブルワリー(ビール醸造所)がある2社の商品も加えた。主催する佐久商工会議所(佐久市)は「楽しむ幅が広がったので参加してほしい」と呼び掛けている。

 対象となる日本酒の酒蔵は佐久市の11蔵と、小諸市、佐久穂町の各1蔵。ビールはヤッホーブルーイング(軽井沢町)と軽井沢ブルワリー(同)。

 飲食店45店舗が参加し、指定された酒蔵やブルワリーの酒を飲むと、酒蔵の朱印や代表する銘柄などを印刷したシールが入手できる。それを各店舗にある専用のシール帳「御酒飲帳」に貼って、ラリーを進める。

 全15枚のうち8枚を集めた場合の景品は、酒かすエキス入りの入浴剤と桜の花入りのリキュール。全てを集めると、ラリーのシールを印刷したオリジナル切手セット(15枚組み)がもらえる。このほか、各店舗は小料理を振る舞ったり、値引きをしたりして、ラリーの参加者にサービスする。

 佐久市岩村田の和食店「御料理処(どころ)かつ栄」では14日夜、常連客が集まって日本酒やビールを楽しんだ。同市臼田の井出信義さん(72)はラリーについて「たくさんあるけれど、どれだけ飲めるのか挑戦してみたいね」。かつ栄社長の清野正己さん(52)は「忘年会シーズンで、酒が進むイベントはありがたい」と話していた。

 ラリーは来年1月31日まで。昨年は延べ2千人が参加した。プレゼントは、佐久商議所で交換する。問い合わせは同商議所(電話0267・62・2520)へ。

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