佐久市の真空ポンプメーカー樫山工業は17日、恒例となったイルミネーションの点灯式を同市根々井の同社工場の敷地内で開いた。約25万個の発光ダイオード(LED)が国道141号沿いを彩った。
今年のテーマは「飛びだす絵本の物語」。工場の壁面に配した高さ9メートル、幅22メートルの電飾が点滅を繰り返し、ハクチョウが泳ぐ池やリンゴの木などが絵本から飛び出すように見える。高さ11メートルのツリーのほか、トナカイや雪だるまをかたどったオブジェも国道沿い約350メートルにわたって並んだ。
イルミネーションは今年で13回目。展示内容や飾り付けは同社が手掛けた。来年2月末まで、午後4時半〜午前0時に点灯する。