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「高志の紅ガニ」県推奨ブランドに 県庁で認定証交付式

北日本新聞(2017年11月21日)

 県は、優れた県産品を認定し、その魅力を広く発信する「県推奨とやまブランド」に、県産のベニズワイガニ「高志の紅(あか)ガニ」を追加した。

 20日に県庁で認定証交付式があり、石井隆一知事は、最近の1キロ当たりの浜値は約850円で、以前に比べ300円高いと説明。「まだ越前ガニの5分の1程度だが、半値にはしたい。精いっぱい応援していく」とあいさつした。

 認定事業者の県漁連と朝日町、くろべ、魚津、滑川、新湊の5漁協の代表者に認定証を贈った。尾山春枝県漁連会長は「全国にアピールする上で弾みがつく」と話した。

 2010年度の制度創設以降、認定されたのは15品目74事業者となった。県は、ブランド化を支援する「明日のとやまブランド」に7品目を選んだことも発表した。

 ▽明日のとやまブランドの選定品目と事業者=鰤(ぶり)を活用した魚醤油(片口屋、射水市)クレープブリュレ(フレーズ、富山市)黒部名水ポークハム、ソーセージなど(県畜産加工販売農業協同組合連合会)ホタルイカキムチ(奥田屋、富山市)越中瀬戸焼(越中瀬戸焼 かなくれ会、立山町)とやま土人形(とやま土人形伝承会、富山市)螺鈿(らでん)ガラス(天野漆器、高岡市)

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