「鉄道のまち新津」をPRする新潟市のマンホールカード

「鉄道のまち新津」をPRする新潟市のマンホールカード

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マンホールカードで「鉄道のまち新津」PR 9日から配布

新潟日報(2017年12月6日)

 新潟市は、デザインに特色のあるマンホールのふたをカードにした「マンホールカード」の新作を9日から無料配布する。秋葉区にある「鉄道のまち新津」をPRするために製作されたデザインを採用。発行枚数は4千枚で、秋葉区の新津鉄道資料館だけで配る。コレクターだけでなく、鉄道ファンもターゲットに入れ、下水道事業への理解を広めたい考え。

 マンホールカードは、下水道を身近に感じてもらう目的で、国や自治体、民間企業などでつくる「下水道広報プラットホーム(GKP)」(東京)が企画、監修している。大きさは縦8・8センチ、横6・3センチ。

 GKPによると、2016年4月に全国28自治体が参加し第1弾を発行。自治体数を増やしながら年3回のペースで発行を続け、今月9日で第6弾となる。カードを紹介するガイドブックが発売されるほどの人気という。第6弾を含めると、カードは252自治体で累計293種類、約140万枚に上る。新潟県内は新潟市、県、三条市、村上市、小千谷市、燕市の6自治体計9種類。

 新潟市は第1弾「萬代橋」以来の参加。市役所分館の下水道計画課で配っており、これまでに2700枚ほどが配布された。市内外からほぼ毎日、カードをもらいに来る人がいるという。

 今作は旧新津市時代に製作されたマンホールで、表面にはSLや石油やぐらなどがデザインされ、裏面には歴史や由来などを記載。9日は、新津鉄道資料館が開館する午前9時半から配る。市下水道部経営企画課は「鉄道資料館にカードをもらいに来たついでに、鉄道のまちを楽しんでもらいたい」としている。

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