勝山市のスキージャム勝山は8日、県内スキー場のトップを切り一部のゲレンデで営業を始めた。例年より早いシーズンの訪れに、色鮮やかなウエアに身を包んだスキーヤー、スノーボーダーは滑りを堪能していた。
ゲレンデ中腹(標高約960メートル)には約1メートル、麓には約40センチの積雪があり、予定していた日程を8日早めてプレオープンした。開業した1993年以降、96年に並んで最も早いという。
この日は雪が降り続いたが、次々と愛好者らが訪れ、最長滑走距離約5千メートルのビッグゲレンデを楽しんだ。石川県の林香那さん(28)は「この日を心待ちにしていた。パウダースノーが気持ちいい」と滑っていた。
県内スキー場はおおむね12月中にオープンする見込み。