ミニたてもんの完成を祝い笛と太鼓ではやしを奏でる子どもたち=海の駅蜃気楼

ミニたてもんの完成を祝い笛と太鼓ではやしを奏でる子どもたち=海の駅蜃気楼

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"ミニ"たてもん登場 魚津・海の駅蜃気楼

北日本新聞(2017年12月10日)

 魚津市の海の駅蜃気楼(しんきろう)は9日、毎年8月に市内の諏訪神社で開かれる「たてもん祭り」をPRしようと、高さ7メートルの展示用たてもんを入り口に新設し、お披露目会を行った。

 8月の祭り期間中には、海の駅にたてもんを飾ってPRしていた。常設して祭りをさらに多くの人に知ってもらおうと、魚津たてもん保存会(海苔洋二会長)が保有していたものを整備して寄贈した。

 祭りで使うのは高さ16メートルで、今回の展示用は施設の天井に合わせて低くした。たてもんには約90個のちょうちんに火をともすが、展示用に電球がついた50個余りのちょうちんを用意した。上部にはえびすの絵を描くなど、本物そっくりの仕様となっている。

 この日は、祭り会場の同神社の武田邦浩宮司が神事を行い、海苔会長や海の駅を運営する魚津シーサイドプラザの水白ひとし社長ら関係者約30人が出席した。地元児童らが笛と太鼓ではやしを奏で祝福ムードを演出した。

 保存会は「本番で使うのよりは小さいが、皆さんに見てもらい、少しでも祭りを感じてもらえればありがたい」と話した。

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