■ビジネスプラン全国高校生大会 ベスト100に2チーム
第5回高校生ビジネスプラン・グランプリで、富山をPRする土産や事典の販売を考案した富山北部高校3年生の2チームがベスト100に入選し、富山市蓮町の同校で11日、表彰式が行われた。
日本政策金融公庫が起業教育の一環で実施。全国385校から3247件のプランが寄せられ、県内の入選は同校のみ。両チームの代表が同公庫富山支店の松尾彰夫事業統轄から表彰状を受け取った。
チーム「まわしてとやま」(7人)は、持ち帰りやすい大きさで賞味期限もない土産として、カプセル自動販売機(ガチャガチャ)でのキーホルダー販売を発案。朝乃山関にちなんだ力士や特産のますずしなどをモチーフにキーホルダーをデザイン・制作した。
「Dump Bunny」(6人)は、ユーモアを交えて外国人に富山を紹介する百科事典販売を提案した。「だやい」「きときと」などの方言や富山の土地柄を、イラストや英訳を添えて伝えている。
両チームの試作品は、来年1月13日から15日まで、県民会館で開かれる「北高展」に並ぶ。