サンタクロースの母国フィンランド・ロバニエミ市公認のサンタを招いた「サンタフェスタ」が16日、富山市中心部の各所で開かれた。子どもたちは記念撮影や握手などで触れ合い、願い事を伝えてクリスマスを心待ちにした。
ロバニエミ市は、年間を通じてサンタに会える観光スポット「サンタクロース村」があり、サンタのホームタウンとして知られる。第三セクター「まちづくりとやま」が同市の協力を得て招いた。
サンタは富山駅から環状線セントラムに乗って富山市民プラザ(大手町)に来場。会場には親子らの長い列ができ、スマートフォンなどで次々に記念撮影した。メッセージカードコーナーもあり、子どもたちは「サンタさん来てくれてありがとう」「プレゼント楽しみにしているね」などと書いていた。サンタは富山大和、マリエとやまなどにも登場した。
サンタの手伝いをする妖精「トントゥ」やトナカイの衣装を作って身に着け、商店街を歩くパレードも開催。クリスマスにちなんだ絵本の読み聞かせ会や音楽ライブ、スタンプラリーなど多彩な催しが各所で繰り広げられた。