県と県内15市町村をモチーフにしたキャラクターに扮(ふん)し、パフォーマンスを披露するユニット「いろどり錬磨(れんま)」のデビューライブ(北日本新聞社後援)が16日、富山市婦中町下轡田のショッピングセンター「ファボーレ」で開かれ、メンバーが歌やダンスを通じて富山をPRした。
県内の地域活性化に取り組む「地元クリエーション・ブラックラウド」が立ち上げた。県と県内15市町村の計16キャラクターと、オリジナルソング2曲を制作。ブラックラウド代表を務めるパフォーマーのぶらっくすわんさん(21)=富山市=ら富山、石川両県の計16人で構成する。
「十人十色に感じる富山の魅力を磨きたい」との思いから命名。衣装やキャラクター設定には、立山連峰や寒ブリ、ホタルイカなど各地の歴史や文化、自然を取り入れた。
ライブでは、色鮮やかな衣装を着たメンバーがステージに次々と登場。2曲を披露し、息の合った歌やダンスで会場を盛り上げた。大勢の来場者は手拍子をしたり写真を撮ったりして楽しんでいた。楽曲の作詞作曲を担当したミュージシャン、Zekule(ゼクレ)さん(22)=滑川市=も歌声を披露。メンバーのフォトセッションもあった。
ぶらっくすわんさんは「こんなに多くの人に来てもらえるとは思っていなかった。富山を盛り上げたいという人が増えてくれたらうれしい」と笑顔を見せた。
今後は、県内外のイベントやインターネット動画に出演し、富山をアピールしていく。