10月10日に捕獲され、七尾市ののとじま臨海公園水族館で展示されているジンベエザメの命名式が16日、同館で行われた。定置網にかかった日にちなんで、愛称が「トトベエ」に決まったことが発表され、のとじま保育園の年長児が踊りを披露して祝った。
トトベエのほか、捕獲された七尾市庵(いおり)町の岸端(きしはた)定置網に由来するキッシーやオリベエ、キシベエ、ハタベエの計5候補から投票で選ばれた。トトベエは、1019票中、324票を獲得した。
命名式では、トトベエに投票した324人から抽選で選ばれた鍛治音花(おとは)さん(10)=金沢市新保本2丁目=に、浅田隆館長から感謝状とジンベエザメの縫いぐるみが贈られた。
鍛治さんは「自分が投票した名前が選ばれてうれしい」と喜んだ。