諏訪市の高島城天守閣で18日、1年の汚れやほこりを取り除くすす払いが行われた。市観光課の職員6人が長さ約3メートルのほうきを手に、ひさしの下にたまったほこりやクモの巣などを払った。
職員はヘルメットをかぶり、腰に安全ベルトを巻いて高さ約12メートルの石垣の上で慎重に作業。頭上を見上げながらほうきを動かすと、ほこりが宙に舞った。職員の1人は「汚れをきれいに落とし、新年には新しい気持ちで来場者を迎えたい」と話していた。
市によると、4〜11月の高島城の入場者は4万8639人で、諏訪大社御柱祭などがあった前年同期と比べ6・4%減った。年内は25日まで営業し、年明けは元日に再開する。入場料は一般300円、小中学生150円。