3シーズンぶりの年内オープンを目前に控えた白山、金沢市の3スキー場で21日、ゲレンデの準備が着々と進められた。少雪となった2015、16年シーズンは2年連続で営業開始が翌年にずれ込んだだけに、今月の待望の積雪を喜ぶ関係者は「万全の態勢で迎えたい」と意気込んでいる。
白山市の白山一里野温泉、白山セイモアの両スキー場は22日にプレオープン、23日に通常営業を開始する。21日の積雪は一里野温泉が山麓100センチ、山頂150センチ、セイモアが山麓40センチ、山頂200センチ。一里野温泉の担当者は「スタートとしては十分な雪の量だが、もう一降り、二降りほしい。直近2シーズンは年末年始に営業できなかったので多くの人に楽しんでもらいたい」と期待した。
金沢市医王山スキー場は22日、一部コースで営業を始める。21日現在の積雪は40センチとなっている。