黒部市の宇奈月温泉街で6日、宇奈月温泉雪上花火大会が始まり、約650発が黒部峡谷の玄関口を華やかに彩った。毎週土曜に行う恒例イベントで、今年は例年3月までの開催期間を4月14日まで延長し、温泉街ににぎわいを創出する。
宇奈月温泉旅館協同組合(濱田政利理事長)が毎年開催している。冬の誘客を強化しようと、昨年から開始時期を1カ月早めて1月から実施。今年は終了時期を延ばし、立山黒部アルペンルートが全線開通する前日まで期間を拡大する。
この日は午後8時半に打ち上げを開始。幻想的な音楽が流れる中、光の大輪が雪の降りし切る温泉街や周囲の山々を照らし出した。毎週土曜の午後8時半から打ち上げる予定で、1月中は音楽花火が繰り広げられる。