第52回日本北陸書道院新春書き初めコンクール作品展が6日、富山大和6階ホールで始まった。新年を祝う言葉や一年の決意をしたためた書など入賞、入選作約1550点を展示している。10日まで。日本北陸書道院と北日本新聞社主催。
日本北陸書道院の青柳志郎理事長らが審査した。一般部門は特選(北日本新聞社賞)と秀作賞、入選作の約250点、幼児から中学生までを対象にした教育部門は特選と入選作の約1300点が並ぶ。
一般部門は楷書や行書、草書、隷書など多彩な書体がそろう。特選作品は42点を展示。平井信子さん(富山)の「鳥歌花舞」はリズミカルな線が目を引き、高林三佳さん(同)の「雲従龍」は文字の大小で画面にアクセントを付けている。
教育部門は「いぬ年」「明るい子」「平和な里」など、学年別の課題を伸び伸びと書いた作品が集まった。
授賞式は教育部門が7日午前11時から、一般部門は同日午後3時からいずれも富山大和で行う。