シニア世代が住みたい田舎の第1位として辰野町が紹介された「田舎暮らしの本」

シニア世代が住みたい田舎の第1位として辰野町が紹介された「田舎暮らしの本」

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辰野「住みたい田舎」全国1位に シニア世代、月刊誌が調査

信濃毎日新聞(2018年1月10日)

 月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)2月号のランキング調査で、上伊那郡辰野町が人口10万人未満の市町村のうち「シニア世代が住みたい田舎部門」で全国1位に選ばれた。総合部門でも県内最高の8位。県内の市町村ではほかに、10万人未満の市町村の総合部門で伊那市が9位、10万人以上の市の総合部門で長野市が12位、飯田市が14位に入った。

 調査は6年目。宝島社が子育て支援策、医療機関の有無など194項目について全国の自治体に質問し、回答のあった671市町村の結果を点数化して順位を付けた。回答した市町村数は過去最多で、人口10万人以上(106市)と10万人未満(565市町村)に分けて、それぞれ総合部門や、若者世代(10〜30代の単身者)、子育て世代、シニア世代(50歳以上)の部門ごとにランキングにした。

 2月号で、辰野町は「自分のペースでアクティブに草の根的な面白さに満ちた町」として、3ページにわたり紹介された。移住希望者が行きたい場所や物件を自由に組み合わせて回れる体験ツアーや、参加者を募って空き家を改修する催しなど、工夫した施策で移住者を支援する態勢が整っている点が評価された。

 移住施策を手掛ける辰野町まちづくり政策課の担当者は、町の全国的な知名度の不足が課題とし、「農業や芸術活動、起業など自分のやりたいことに挑戦できる町にぜひ一度来てほしい」としている。

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