縁起物のちんころを買い求める客でにぎわった節季市=10日、十日町市諏訪町

縁起物のちんころを買い求める客でにぎわった節季市=10日、十日町市諏訪町

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「ちんころ」福は大きく 十日町節季市

新潟日報(2018年1月11日)

 十日町市の年初の風物詩「節季市」が10日、同市の諏訪町通りで開かれ、干支(えと)の犬などをかたどった縁起物「ちんころ」を買い求める客らでにぎわった。

 江戸時代から続くといわれる節季市では、農閑期の副業として作った竹やわら細工など、日用品や民芸品が並ぶ。

 中でも、米粉を練って作る3センチほどのちんころは一番人気。神棚などに飾り、乾燥してできるひび割れが多いほど福を呼び込むといわれている。すべて手づくりのため、一つ一つの表情の違いも楽しめる。

 千葉県に住む孫のために買ったという市内の男性(69)は「戌(いぬ)年生まれの孫の思い出になると思い買いました」と笑顔だった。

 節季市は15、20、25日も開かれる。

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